ICLP 一般社団法人 国際発音検定協会

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「話せない」、「聞き取れない」を「発音」をから解決する

なぜ「発音」が必要なのか?

わたしたち日本人が成長の過程で習得する「日本語」は音の区分や変化が、英語やそのほかの国の言葉と比べてとても少なくできています。

例えば、子音と母音の組み合わせを「モーラ」と言いますが、英語が約600個、韓国語は600個、中国語に至っては2000個もあるのに対して、日本語は70個程度なのです。その為、25個ある英語の母音を聞いても、頭の中で日本語の「アイウエオ」に分類してしまい、聞き分けられないのです。これ等の理由のため、英語に限らず、日本人は他言語の習得が大変なのです。

逆に言えば、語学習得の基礎である発音の練習さえしっかり行えば、それをしなかった場合と比べ、劇的に語学力を伸ばすことが可能です。
それも、難しい文法を覚えたり、単語を暗記したりするようないわゆるお勉強は必要ありません。

あなたが声を出すために使っている、「舌・顎・唇・のど」の使い方をマスターするだけです。それだけで楽しく効率よく語学習得が出来るようになるとしたら、試してみる価値はあるでしょう。

「発音」能力向上の効果

日本人の英語嫌い・英会話が苦手な理由の多くは、

・「英語の発音を聞き取れない」
・「英語の発音をうまく話せない(聞き返される)」
・「自信を持って英語を話せない(口ごもってしまう)」

この3点に集約されます。

これまで、日本において実践されてきた英語教育では、英文書の正確な読み解きが出来る事を重視した英語教育がメインです。このような歴史から日本人の多くが突き当たるのが、「リスニングができない」という壁なのです。なぜ多くのリスニング教材が出ているのにもかかわらず、日本人はネイティブ・スピーカーの英語を聞き取る事ができないのでしょうか?
実はその「リスニング練習」が、ネイティブの発音を聞き取るために、効果的ではない方法なのです。

聞き慣れさえすればリスニングの力がつくのではないかと選択しているのが「聞くだけ」の学習です。「聞くだけ」の練習によって、英語の発音をネイティブと同様に聞き取れるようになるまでに1000時間かかると言われています。ところが、滝行のように多くの英語音声に打たれなくても、「学習言語の音の違いを認識」できれば、あっさりネイティブの発音を聞き取れるようになります。

この「学習言語の音の違いを認識」するもっとも楽な方法が「発音練習」です。つまりネイティブに「通じる」発音を身につける事が、実は聞き取れる様になる最短ルートなのです。

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